動画の概要
早期胃がんの「存在診断」に加えて「質的/範囲診断」にも有効なNBI拡大内視鏡。 NBI拡大内視鏡で「ここまでの精度で質的/範囲診断ができる」ことを高知赤十字病院の内多訓久先生に解説いただきました。
拡大内視鏡に目覚めたきっかけは、同ジャンルのエキスパートである八尾建史先生(筑紫病院 教授)の講演だったという内多先生。通常内視鏡で分かる表面構造だけでは診断の限界があるため、拡大内視鏡が有用だと話します。
診断ノウハウの解説のほか、症例提示パートでは、表面構造だけでは診断が難しい症例をNBIで発見できたケースなど、複数の事例を紹介されました。
さらに最後のQ&Aパートでは、拡大内視鏡について以下のような質問にお答えいただきました。
- ・拡大観察を実施する際、蠕動抑制剤や鎮静剤は日常的に使用?
- ・観察は浸水法が良い?先端キャップは必要?
- ・浸水フルズームはどうしたらできる?
- ・胃病変の拡大診断は難しいと言われるが、トレーニング方法は?
- ・クリニックでは経口ではなく経鼻が一般的に好まれるが、基本的に拡大付き経口内視鏡が良い?
- ・内視鏡AIと拡大内視鏡の使い分けは?
オンデマンド動画の内容
- ・講演1:”ここまでできる!NBI拡大内視鏡による早期胃癌の質的・範囲診断” 内多 訓久 先生/高知赤十字病院 第三内科部長
- ・講演2:“世界に挑戦する日本の胃がん鑑別AI” 多田 智裕 /株式会社AIメディカルサービス 代表取締役CEO
- ・Q&Aパート: モデレーター:上山 浩也 先生 演者:内多 訓久 先生、多田 智裕
※発表時点での情報であるため、開発中の製品及び未承認医療機器の情報が含みます。